わからないからこそ強く想像する

作品を読んで何か感想を抱いても、
「本当にその作品を理解できているのか」
と凄く気になってしまう。
特に女性作家の作品。
「○○は男にはわからない」と言われるようなもの。


作品の深い部分は作者にしかわからないだろうし、
作者にだってよくわからない部分があることもあるんじゃないかと思う。
あとは、女性にしかわからない感覚というものも確かにあるのだろう。
そもそも、本当に理解するなどということはどんなものでも絶対に不可能なのだ。
しかし、理解しようとする行為は無駄では無いと思いたい。
全く違う解釈をしてしまったらと思うと怖くもなるが。