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以前、「特撮における首絞めについて」って記事を書いたんだけど、
GoogleやYahooの検索で、「首絞め」を検索して飛んでくる人がやたら多いことに気づいた。


首絞め描写っていうのは意外にも需要が高く、それでいて供給が少ないジャンルなんだろうか…
そもそも首絞めジャンルってなんだ。
悶える様を見て楽しむのだろうか?
やりすぎなければSMの一種になりうるのかな。
たしかに、首絞めシーンというのは他の手段に比べるとエロいように思う。
(これは現実の話とかではなく、物語で出てきた場合。
 現実ならば恐らく凄惨なことになる。想像したくもない。
 というか物語上でもグロいのは苦手だけど。猟奇とか。
 そういうのに比べれば首絞めは綺麗だよね、という話である。)


首を絞めて、というのは、時間がかかりそうな上に一番相手の死を実感できそうに思う。
(でも、バトル漫画とかでは結構首への攻撃が多いから、案外すぐに効いちゃうのかなあ)
だから、一方が一方を思う故に、みたいな場合なら一番ぴったりな気がする。
でも断末魔や、今わの際に言葉を発せないというのはあまりよろしくないかも。
素手かつ両手で掴んで、というのが綺麗かな。
漫画やドラマでは首を絞めただけでは血が出ないし  (実際には血反吐吐きそうな気がする)。
紐や縄を使うと全然違った印象になりそうなので、素手でというのは重要です。
ただ、怒りや恨みゆえに、というならばそっちのほうがいいんだろな。
でもそれならば鈍器や凶器のほうがイメージに合う。 (少し前は鉈なんかがブームでしたね。)


そういえば先日の「魍魎の匣」でも首を絞めるシーンが出てきた。
あれも画面の神秘的な雰囲気と相まって良い感じであったけど、
「もし痕が残ったらまた母親に心配されるぞ!」とか思って集中できなかった。


痕にまで考えが至ったのは萩尾望都の「残酷な神が支配する」を思い出したから。
あれは縄だったか。
グレッグはトラウマもの。あとイースターエッグとか…
後で読んだ「マージナル」あたりに同じ顔したオッサンが出てきたときも身構えてしまった程。
初めて読んだのは文庫版が出た4年くらい前だけど、今でも定期的に読み返す漫画だ。