魍魎の匣4話感想

いやいやいや。
加菜子視点が増えてて興味深いとは言ったが、増やしすぎだ。
あのイメージ映像は……


柿崎写真館の娘はサプライズ。
ああいうちょっとした部分を映像で見られるというのはアニメの特権かも。
ただ、何故バラバラにしたのかをわかるようにしちゃ駄目だろ。
上の加菜子のイメージと合わせて、
「匣の中の娘は○○だったのか!」の衝撃が薄れてしまう。
あそこは軽く吐き気を催したくらい衝撃的で好きな部分なので、これはいただけない。


あの加菜子のイメージのシーンでもう来週から見なくてもいいかなとすら思ったけど、
「ここでそうくるのか!」とか「なんでそれをここでバラしちゃうんだよ!」
みたいに、突っ込みを入れながら見ているのはそれはそれで結構楽しいかもしれない。
ただし心臓に悪い。


よく考えてみるとあれらのシーンって、
原作には無いミスリードを誘いまくっているんだよなあ。
これはこれで面白いのかもしれない。
ただ、原作とは違った印象を受けそうではあるのだが(ああ原作厨丸出しじゃないか俺は)。
キャラクターデザインの違和感も、
青木や関口などを怪しい印象に見せるのに一役買っているから、
完全に悪いというわけでもないな、と思った。
時系列がわかりにくいのも、台詞を言わせるタイミングを考えてわざとやっているようだったし。


来週は主要キャラが漸く揃うようだ。
京極堂の座敷での議論まで行くのだろうか。楽しみ。