ミスターブシドーは武士道精神が中途半端?
武士とは主君のために戦うもの。
だから上官の命令無視して戦線離脱などもってのほかなのでは?
と思ったんだけど、
「私はワンマンアーミー。たった一人の軍隊なのだよ」
つまり、そもそも彼に上官や仕えるべき相手はいない。
彼は彼自身の価値観に仕え、彼の意思で動くことが出来る。
だから武士道を貫いていることになる、ってことなのかもしれない。
それに、武士道では敵に情けをかけることも含まれているようだから、
虐殺に協力などできるか、という思いもあったのかもしれない。
ただ、自分を制することも武士道に含まれるから、
「興が乗らん!」って理由はどうかと思うけども……
やたらと「免許がある!」を強調していたのはなんか笑ってしまった。
この謎の免許からも、
お偉いさんからの協力を得てミスターブシドーの地位を手に入れことが伺える。
ビリーのコネなんだろうか?
あのマネキン大佐までもがミスターブシドーって呼ぶくらいだから、
相当大きな力が働いているようだ。
突っ込んだら負け、みたいな空気がアロウズ内で出来上がっている可能性もあるが……
サジは今まで「この人殺し!」とか言ってたのに自分が人殺しに。
まあサジ君はああやってソレスタルビーイングを批判してくれたほうが、
バランスが取れてていいんだけども。キラ様ラクス様万歳みたいにならないし。
自分自身を憎んで絶望して、アロウズのやり方もおかしい、となるのだろうか。
だからといって安易に「ソレスタルビーイングは正しいのかも」なんてならなければいいけど。
今回の虐殺だって、
「カタロン側がこれまで徹底抗戦の構えを崩さなかったから、早々にオートマトンを投入した」
って考え方もできる。
以前のやり方みたいに、兵士がまず踏み込んで捕虜にしてから、
コロニーなどで労働させたほうがいいんじゃないのとも思うけど、
そうして生かしておくとこの前みたいにガンダムが襲撃してくる可能性もある。
ソレスタルビーイングが登場し、カタロンと協力したせいで、
アロウズが殲滅作戦を採るようになった、という考え方もできるわけだ。
つまりはカタロンの基地やアザディスタンは自業自得かもしれないということ。
「正義はそれぞれが抱えている信念であり、普遍的な正義などは無い」
というのを続けてほしいところ。
でもサジはこれからルイスがアロウズにいることを知って、アロウズに憎しみを抱きそうだな…
そして本人は「私は私の意志でアロウズにいるのよ!」
とかいって更に絶望とか。
そんなこんなで結局ソレスタルビーイングに戻るのか。
それとも、1期に続いて傍観者を決め込むのか。
果たして今後の彼はどうなるのやら。
Cパートで久々にひろしが登場。
「まさかアレは……」→「そのまさかだ!」
やっぱりガンダム00はギャグアニメなんだなあと思いました。
でもあのシーンはネタとして面白かっただけでなく、
この再登場の仕方は流石アリー!と思わせてくれたし良い演出でした。