アニソンが売れすぎ?それとも他が売れてない?

オリコンの週間シングルランキングがヤバイ。
まあ今週のを偶然見てヤバイと感じただけで、
もう相当前から変化はあったんだろうけども。
でも、ここまでアニソンが多いのは珍しいんじゃないの。

4位 シド 「モノクロのキス」(黒執事
8位 MilkyWay 「タンタンターン!」(きらりん☆レボリューション
9位 坂本真綾 「雨が降る」(鉄のラインバレル
10位 戸松遥motto☆派手にね!」(かんなぎ


4位はまあ腐女子パワーは凄いなあということで納得できる。
(売り上げが他よりかなり上だからバンドのファンや一般人も相当買っていると思うけど)
8位はハロプロオタもまだまだ生存しているんだな、と。
9位は元々坂本真綾は人気あるし、春のマクロスでも上位に入ってたからまあ良し。
10位のかんなぎの曲は、歌い手が若手声優でアニメもローカルなのに上位というのは凄い。


売れている理由を想像してみたがそもそもの話、
今は、アニソンが上位に入りやすいような環境になっているんじゃないかと思うことがある。
これは一般人もアニソンを聴くようになったとか、オタク人口が増えたとかではなく、
CDを買う人自体が減っているから、
わざわざCDを買って聴くのがオタクくらいしかいないということ。
レンタルが充実しているし、ネット利用者はYoutubeやらニコニコ動画で曲を聴ける。
違法ダウンロードも横行している。
だから、最早曲自体には価値は無く、
「買う」という行為自体が意味を持っているのでは無いかと。


でも、CDレンタル自体はかなり昔からあるし、
CDがコレクターズアイテムのようになったのは、別に最近の話でも無いのかも。
単に消費者が出費を抑えるようになっただけなのかも。
実際にはどうなんだろう?
そもそもCDを買わなくなる理由は十人十色だろうから、
それを一般化することは無理だとは思うけど、ちょっと気になる。


アニソンが売れるのは、個人的には嬉しくもあり、
テレビを見ていていたたまれなくなることがあるので、ちょっと嫌でもある。
なんかもう、ハピマテをトップ10に!ハルヒをトップ10に!らき☆すたを(以下略
って言ってたのが最早夢のようだなあ…